無人輸送機こうのとり 日本が打ち上げ成功
【中日対訳】日本語を話せる小型ロボット「KIROBO」 |
日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は4日未明、宇宙ステーションに補給を行い科学実験用の物資を送る無人輸送機「こうのとり」を搭載した国産大型ロケット「H2B」4号機を鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げることに成功した。人民日報が伝えた。
「こうのとり」は日本が開発した無人輸送機で、一台のバスほどの大きさだ。同機は今回、日本語を話せる小型ロボット「KIROBO」、彗星の撮影に使用する高感度4Kカメラ、実験棟「きぼう」に初めて搭載される実験用冷蔵庫など、約5.4トンの物資を宇宙ステーションに輸送する。宇宙飛行士は9日と10日に、ロボットアームにより「こうのとり」と宇宙ステーションを連結させる。「こうのとり」は約1カ月後、米国の廃棄実験装置を搭載して宇宙ステーションを離れ、最終的に大気圏内に突入し自然燃焼する予定だ。
H2Aロケットの改良型であるH2Bロケットは、4回連続で打ち上げに成功している。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月5日