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アニメを大産業にした日本 中国は経験と課題を参考に

 中国経済は今、モデルチェンジ・アップグレードの重要な時期に差し掛かっており、政府はサービス貿易の大々的な発展を、未来の発展の重点としている。そのうちアニメ貿易の成長の潜在力は軽視できないものだ。中国のアニメ産業は、2004年から始まった。中国は2011年に日本を抜き、世界最大のアニメ生産国の玉座を占めた。中国人漫画家の作品も、日本の主流マンガ市場に進出した。経済参考報が伝えた。

 日本は「アニメ王国」として知られ、そのアニメ製品の生産高は世界の60%を占め、テレビで日本のアニメを放映したことのある国は100カ国を超える。日本のアニメ産業の最新状況はどうなっているのだろうか?どのような新しい特徴が生まれているのだろうか?日本のアニメ産業の発展に影響する要素には何があるだろうか?中国企業はそこからどのような有益な経験を学べるだろうか?

 ◆日本のアニメ市場の規模が縮小 アニメの商品化が進む

 日本のアニメ産業は狭義と広義の2種類の市場規模に分かれる。狭義のアニメ市場規模は、アニメ制作会社の売上高、広義のアニメ市場規模は顧客がアニメ関連商品に支払った金額に基づき統計をとる。日本の狭義のアニメ市場規模は2005年に2314億円というピークに達し、その後は低迷を続け、2010年には1528億円と、大幅に縮小した。

 ◆広義の市場規模 大幅な縮小は無し

 日本の広義のアニメ市場規模を観察すれば、状況がそれほど悲観的なものではないことが分かる。日本のアニメ産業の市場規模のピークは2008年に現れ、1兆4058億円に達した。2010年は1兆3205億円となり、依然として2005年の1兆2916億円を上回った。広義のアニメ市場規模には、小幅の縮小しか生じていないことが分かる。

 ◆アニメ作品の商品化

 日本のアニメ市場規模はやや縮小したが、アニメ作品の商品化が日増しに強化されていることに注意すべきだ。アニメキャラクター商品の小売市場規模は、2010年に前年比9.2%増の6421億円に達し、過去最高を記録した。

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