中国宇宙ステーション組立センター 天津市で施工中
天津市経済情報化委員会が9日に明らかにした情報によると、中国有人宇宙ステーションの組立や検査・試験を担当する、中国有人宇宙ステーション等超大型宇宙機器組立試験センターの建設が、天津市で急ピッチで進められている。現在の進捗状況によると、同センターは2013年にプロジェクト主体の施工を完了し、2014年の竣工・交付を予定している。中国新聞社が伝えた。
中国空間技術研究院が投資建設する同センターは、天津市濱海新区に位置する。同センターの敷地面積は約100ムー、建築面積は約10万平方メートルに達し、組立区・検査区・熱学試験区・力学試験区等の9つの機能に分かれる。竣工後は年間6−8基の超大型宇宙機器を生産することが可能となり、有人宇宙ステーション、超大型通信衛星、大型リモートセンシング衛星、大型精密展開機構等の需要を満たすことが可能だ。
天津市はエアバスA320、ヘリコプター、無人機、次世代打ち上げ用ロケット、超大型宇宙機器を初めとする航空・宇宙産業(重点発展の優勢支柱産業)の構築を加速している。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年1月14日