ナビ地図の増分更新サービス 中国で初めて提供
北京四維図新科技股フェン有限公司(以下、四維図新)はこのほど、ナビ地図のデータ増分更新サービスを発表、すでにレクサスの高級グレードに搭載されたことを明らかにした。同サービスは、カーナビの地図の更新が遅い、更新費用が高すぎるといったユーザーの悩みを解決することができる。科技日報が伝えた。
四維図新は2年余りの開発により、先進的な地図制作・管理技術を車載スマート通信技術と融合させることで、ナビ地図の増分更新を実現した。ドライバーがエンジンを掛けるたびに、カーナビが現在使用中の地図のバージョンを自動チェックし、最新データを自動ダウンロードする。
四維図新の関係者は、「世界で同サービスを提供しているのは日本だけだ。増分更新は更新エリアで変化が生じた道路データのみを更新するため、データ伝送速度が早く、伝送するデータ量が少なく、更新されるデータが正確といった特長がある。また伝統的な埋込み式のカーナビの更新はディーラーに依頼する必要があり、手段が単一的で利便性が低かった。一方で増分更新は、ワイヤレスネットワークと携帯可能なメモリなどにより更新を実現できる」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月13日