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中国国際工業博覧会 スマート車椅子を展示

 中国国際工業博覧会(略称は工博会)が11月9日、上海で幕を閉じた。今年の工博会では、多くの創意あふれる科学技術が展示された。人類の仕事と暮らしに多くの便利をもたらすロボットは、今年の工博会の注目点となった。新民網が伝えた。

 博物館や展覧会に行きたくても行けない人や、都合が悪くて他省での会議に出席できない人も、もう残念がる必要はない。ガイドロボットがあなたの代わりを果たすからだ。上海交通大学自動化学部自律ロボット実験室の研究者は、「遠隔操作、ルート選択、手動などによるリモートコントロールを通じ、ガイドロボットは会場内の移動といった需要を満たすことができる。ロボットに取り付けられたカメラにより、現場の環境を目にし、音声を耳にすることも可能だ」と説明した。

 スマート車椅子も、障害者に自由に移動する利便性をもたらした。一般的な電動車いすの手動操作機能の他に、このスマート車椅子は自ら位置を特定し、ルートを計画し、自主ナビゲーションを実施する能力を持つ。車椅子の前に取り付けられたディスプレイにそっと触れるだけで操作が可能だ。車椅子の前には多くのセンサーが搭載されており(レーザー距離計、RGB-Dカメラ、スピードメーターなど)、車椅子の安全性を高める。前進の際に前方の障害物を感知した場合、ルートを再計画しこれを回避できるという。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年11月11日

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