香港の周星馳(チャウ・シンチー)監督がヒロインに起用する女優に近年、注目が集まっている。そんな中、2016年の公開を目指す新作「美人魚(The Mermaid)」のキャスティングがこのほど発表され、新星・林允(18)がヒロインを務めることが明らかになった。さわやかな雰囲気で色白の林允は、人気マルチタレント・徐煕媛(バービィー・スー)と人気女優・舒淇(スー・チー)を足して2で割ったような美女と話題になっている。中国新聞網が台湾紙・中国時報の報道を引用して報じた。
周監督は今年7月末にネット上で、ヒロインの「美人魚」を含む、出演者のオーディションを実施することを発表。審査の結果、浙江省出身の林允が選ばれた。これまで、女優の張柏芝(セシリア・チャン)や黄聖依(ホアン・シェンイー)が周監督に起用されたことをきっかけに、トップ女優へと成長している。
林允は既に、撮影に入っており、10度前後の水に長時間使って、美人魚が水中を舞うシーンなど難易度の高い演技に挑戦している。一見、ひ弱にも見える林允だが、大変なロケを文句も言わずにこなし、周監督もご満悦という。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月30日
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