「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで知られる米俳優ジョニー・デップが26日夜、新作「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」のジャパンプレミアのため、23歳年下の婚約者で女優のアンバー・ハードを伴って自家用ジェット機で羽田に到着。27日は正午から記者会見に登場する予定だったが「体調不良」を理由にドタキャンした。ジョニー・デップが空港に登場した際には、同映画のジョニー・デップに扮するために「ちょびヒゲ」を付けた多くの女性ファンが集結。同じく「ちょびヒゲ」を付けた子供もおり、それを見たジョニー・デップは大喜びし、丁寧に握手やサイン、記念撮影に応じた。それが原因で疲れてしまい、記者会見をドタキャンしたのではとの声もある。 人民網が報じた。
米国では興収・口コミ共に最悪
「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」は23日に全米で公開されたものの、初日の興行収入は150万ドル(約1億7700万円)と、ジョニー・デップ主演の映画としては過去最低を記録してしまった。また、米国の主流メディアの酷評を受けており、100点満点でわずか27点の評価。米国では「屈指の駄作」となっている。
キリル・ボンフィリオリによる同名小説を原作としている同作は、ジョニー扮する超ナルシストの美術商「チャーリー・モルデカイ」が、盗まれた名画を追い求め、世界で大冒険を繰り広げるアクションアドベンチャー。実はその名画にはナチスの金塊が密かに眠る銀行口座の番号が隠されていることが分かり、事態は大富豪やマフィア、国際テロ組織、警察などを巻き込んだ争奪戦に発展する。
同作は3月に中国でも公開される予定だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月28日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:[email protected]