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ガン闘病漫画家の実話を基にした笑いと涙の感動映画が8月公開

人民網日本語版 2015年04月07日11:18

「メモリーFirst Time」などで知られる韓延(ハン・イエン)監督は、このほど北京で、漫画家の故・熊頓(ション・ドゥン)氏の闘病記を映画化したハートウォーミング・コメディ「出ていけよ、腫瘍君!」(原題:滾蛋吧!腫瘤君)が8月13日に公開されることを明らかにした。主演を務めるのは、「失恋33天」でブレイクした中国の若手人気女優の白百何(バイ・バイホー)と香港出身の呉彦祖(ダニエル・ウー)。人民日報海外版が伝えた。

熊頓氏は、2012年、自らの闘病生活を主題にした漫画作品、「出ていけよ、腫瘍君!ガンと闘った記録と病院日記」をネット上に発表した。明るい色彩や躍動感溢れるタッチに、自身の醜さをさらけ出すことを恐れない、自分を落として笑う自虐スタイルで、入院生活における悲喜こもごもをユーモアたっぷりに描いた熊頓氏さんは、「最も面白いガン闘病漫画家」と称されて人気を博した。

2012年8月に熊頓氏の闘病漫画をまとめた単行本「出ていけよ、腫瘍君!」が出版された。同作品の発行部数はこれまでに計100万部を超えている。熊頓氏は生前、「出ていけよ、腫瘍君!」を映画化することを望んでいたという。韓延監督は、自身が同作品の熱烈なファンだったことを認め、「この映画が完成したことは、熊頓氏の遺志が遂げられたことを意味する。熊頓氏がみんなを励まし続けることを希望している」と語った。

映画では、白百何が漫画家熊頓氏に扮しており、呉彦祖とタッグを組んで、トホホな出来事が連発する、苦しくも笑いに満ちた闘病の旅を演じている。韓延監督は、この物語をハートウォーミング・コメディのスタイルで撮影したと語る。「熊頓氏は作り上げられたヒーローではない。かつて、私たちの身の回りで生活をしていた一般の人だからこそ、物語はよりリアルで、人を感動させる力を持っている」と語った。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年4月7日       

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