日本の初代内閣総理大臣だった伊藤博文を暗殺した安重根を描く韓国映画「英雄・安重根」が現在韓国で制作されている。映画制作会社の関係者によると、現在、范氷氷(ファン・ビンビン)やアンジェラベイビー、唐嫣(タン・エン)など、中国の人気女優に出演要請をしており、すでに具体的な出演日程を調整しているところだという。5月には、中国のテレビ局と共同で公開オーディションを行い、最終的に出演する中国人女優を決定する予定だ。韓国メディアの報道を引用して、人民網が伝えた。
同映画では、安重根が抗日義士だったころを中心とした物語が描かれる。韓国では、3月末に、公開オーディションが行われ、5000人以上の女優が参加した。中には、有名な女優も数多く含まれ、業界内外から同映画のキャスティングに大きな注目が集まっていた。
映画制作会社は、中国と韓国のトップクラスの俳優を主演にキャスティングするつもりだと表明している。映画の物語が特殊かつ敏感な内容を含んでいるため、制作側は日本市場を捨て、中国市場を選択せざるを得なかった。主人公である安重根に誰がキャスティングされるのか期待される。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年4月15日
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