【アフガニスタン:ラー油の絶妙な組み合わせ 独学で一人前に】
アフガニスタンで中国料理を食べるのは、特に難しいことではない。中国料理店の料理人の腕前も悪くない。この政情不安な異郷に落ち着くことになった中国人にとって、郷里の味を思い出させてくれる料理はいずれも、口に合うものばかりだ。例えば、「人参と湯葉の老干■(■は女へんに馬、ラー油)炒め」を食べたとき、皆とても驚いた。というのも、料理人がアフガニスタン人だったからだ。この料理人にラー油を炒め物で使うことを誰も教えた人はいなかったが、彼女は自分でこの料理を開発したという。塩気だけではなく甘みもあり、さらに先に油で軽く炒めたことで、人参そのものの自然な美味しさも引き立っていた。
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