まるで心が空っぽになったみたい！！「空の巣」高齢者が子供を想う心を熱唱 (3)

合唱団員の年齢は、最年長80歳から最年少50歳過ぎまで、湖南、湖北、黒竜江、甘粛、浙江、遼寧、河北、河南の各地から集まっている。現役時代は、教師、会計士、商売人、清掃員などの仕事に従事していたが、現在の彼らの共通の肩書は、「空の巣高齢者」だ。

団員の子供たちの多くは、北京・上海・広州など一線都市に出て頑張っている。だが、仕事が忙しいため、1年に1度の帰省さえも難しく、子供がここ数年家に戻ったことがないという人もいる。そこで、彼らは、モバイル端末によるネット接続、報道記事の閲覧、微信（Wechat）のソーシャル機能「モーメンツ（朋友圏）」の利用などについて相互学習や交流をスタートし、ネットワークの力を借りて子供を理解し、彼らとの距離を少しでも縮めようと努力している。