所得の水準が向上するにつれ、子供を連れて海外旅行に出かける人も増加している。16年、海外旅行に出かけたユーザーのうち、18歳以下のユーザーが前年比で110%増となり、増加幅が最大の年齢層となった。
クオリティ高い海外旅行が人気に
16年、海外旅行者数と国際観光支出の2分野で、中国は引き続き世界一の座を守った。ただ、バスに乗って居眠りし、観光地に着いて降りると写真を撮り、お土産屋などに入って「爆買い」するという以前の旅行スタイルとは異なり、今の中国人観光客は食事や遊び、ホテルなどに一層お金を使い、現地の人々の生活を体験する旅行スタイルを好むようになっている。
ホテルを例にすると、途牛旅游網のモニタリングデータでは、16年、予約が多かった海外のホテルには、ハワードプラザホテルやヒルトン、シェラトン、ウィンダム、シャングリラなどの名前が並んだ。このように高級ホテルが人気となっているのを見ると、家族で海外旅行に出かける中国人は今、安さではなく、クオリティにこだわるようになっていることが分かる。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年1月15日
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