中国では、旅行市場が安定した成長を見せる中、一層遠くの海外へ出かける人が増加している。これまでは「爆買い」が話題になることが多かった中国人観光客は今、食事や遊び、ホテルなどに一層お金を使い、現地の人々の生活を体験する旅行スタイルを好むようになっている。中国新聞網が報じた。
旅行サイト・途牛旅游網はこのほど、会員やアプリのユーザーのデータを基に、2016年にオンラインで海外旅行の予約などをしたユーザーの行為を分析。ビッグデータをまとめ、中国人の海外旅行の傾向における新たな変化を描き出した。
一層遠くへ向かう中国人観光客
オンライン予約のデータを見ると、16年、最も人気だった海外旅行先は、タイ、日本、韓国、フランス、イタリア、インドネシア、スイス、米国、ドイツ、オーストラリアだった。
最も人気だった海の島は、プーケット、済州島、バリ島、モルディブ、沖縄、サイパン、ボラカイ島、サバ、サムイ島、ハワイだった。
海外旅行市場の主役は女性
16年、途牛旅游網を通して海外旅行に出かけた人のうち、女性が62%、男性が38%だった。また、全てのリピーターを見ると、女性の海外旅行に出かける頻度が高かった。このように、海外旅行市場で、女性が主導的な地位を占めることが分かる。
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