第4に交流・相互参考を堅持し、開放的で包摂的な世界を築く。
文明の違いが世界の衝突の根本的原因となるべきではない。異なる文明は長所を取り入れ短所を補い、共に進歩する必要がある。
第5にエコ・低炭素を堅持し、クリーンで美しい世界を築く。
「パリ協定」妥結は世界の気候対策の歴史における一里塚であり、この成果が水泡に帰することがあってはならない。各国は協定の実施を共に推し進める必要がある。中国は引き続き気候変動対策の行動をとり、自らの義務を100%引き受ける。
スイス・アーミーナイフはスイスの「職人精神」の産物だ。私は初めてスイス・アーミーナイフを手にした時、彼らがこれほど多くの機能を組み込めることに感服した。私は、もしわれわれがこの世界を精巧なスイス・アーミーナイフのようにすることができればいいと思う。人類はどんな問題に遭遇しても、その中の1つの道具を用いて解決できる。国際社会がたゆまず努力しさえすれば、このようなスイス・アーミーナイフを作ることができると信じている。
中国は引き続き互恵・ウィンウィンの開放戦略を遂行し、中国の発展に各国が相乗りすることを歓迎する。中国が「一帯一路」(the belt and road)イニシアティブを打ち出したのは、ウィンウィンで共に享受する発展を実現するためだ。
パートナーシップを築くという中国の決意が変わることはない。中国は独立自主の平和外交政策を堅持し、平和共存五原則を基礎に全ての国と友好協力を発展させる。中国は全世界にある「コミュニティー」をさらに結びつける。多変主義を支持するという中国の決意が変わることはない。中国は国連中心の国際体制を揺るぎなく守る。国連の権威と地位を揺るぎなく守り、国際問題における国連の中心的役割を揺るぎなく守る。
中国は数多くの加盟国、国際組織・機関と共に、人類運命共同体の構築という偉大なプロセスを共に推し進めることを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月20日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn