写真出典:箭厰動画「南京で生活する日本人」
野尻さんは中国で、日本のメディアが報道するニュースをすすんで見ることはあまりないものの、「スマホのアプリで中国のニュースを見ると、3分もしないうちに日本のニュースが出てくる。両国のメディアが報道する相手国の様子は全く異なる。日本では、中国人がよくケンカしたり、ゴミをポイ捨てしたり、公共の秩序を満たしたりするニュースがよく流れる。一方、中国では、基本的に日本の政治や歴史、経済など、幅広い話題のニュースが流れている」と分析している。
16年12月13日夜、野尻さんは「1912ストリート」にあるクラブに入ると、ある中国人の男性に英語で「Hi、where are you from?」と話しかけられた。野尻さんが迷うことなく「I am from Japan」と答えると、その男性は「Welcome to Nanjing」と話したという。
それでも、時々日本人であることを隠したくなる時もあるという野尻さんは、ある年の12月13日、タクシーで駅に友人を迎え行く時、アクセントの違いから外国人と分かった運転手から「何人?」と聞かれ、「韓国人」と答えたといい、その理由について、「その時はしゃべったり、説明したりしたくなかった」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年1月23日
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