24日、「春運(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」がピークに突入した。携程集団が発表した春運ビッグデータによると、今年の春運期間、往復航空券代金は前年同期比でやや上昇、うち旧正月に北京から各地に帰省する場合のコストが最も高かった。また、子供が2人の家庭が増えるにつれて、乳幼児航空券の販売数は子供運賃航空券より2倍増加した。
○最も購入が難しい路線は上海-和田線
携程集団の航空券予約・販売状況によると、今年、春節の帰省ピークは、1月24日から26日まで、つまり大晦日前の3日間に集中している。また、帰りのピークは2月2日から4日までとなっている。
統計データによると、北京・上海・広州など大都市12都市のうち、春運中の往復航空券代金が前年同期比で下がっていたのは深センと廈門(アモイ)の2都市だけだった。他都市では、春運中の移動費は軒並みやや上昇している。
二線都市と比べ、北京・上海・広州の航空券代金は総じて安定しており、春運中の往復航空券代金の上昇幅は軒並み4%以内にとどまっている。このうち上昇幅が最も少ないのは北京の1.15%。だが、北京の往復航空券の平均価格は12都市のうち最も高く2836.2元(1元は約16.5円)だった。上昇幅が最大だったのは上海で3.85%に達した。だが、上海の往復航空券平均価格は北京・上海・広州の中で最も低く、2639.2元だった。
航空券の平均価格が上昇したことは、ファーストクラスとビジネスクラスの座席を購入する人が増えたことと関係がある。携程集団のリアルタイム航空券予約・販売統計データによると、今年の春運期間中、ファーストクラス・ビジネスクラスの予約総量は前年同期比131%増となった。うち60歳以上の搭乗者は、前年同期比49.9%増だった。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn