第2に、中国は時勢をよく推し量り、世界経済の発展に自信を与えている。現在、世界経済の成長率は過去7年間で最低水準にあり、世界貿易の伸びは引き続き経済の伸びを下回り、貧富の格差、南北格差の問題が一層際立っている。「反グローバル化」思想が台頭し、経済グローバル化プロセスは試練に直面している。中国は、各国共通の目標は共に困難を乗り越え、世界経済を困難から脱却させることであるべきであり、アジア太平洋地域はなおさらに世界経済のエンジンとしての役割を引き続き発揮するべきだと何度も指摘している。
第3に、中国は原則を堅持し、アジア太平洋地域統合プロセスのために正しい道を計画している。中国は、アジア太平洋地域統合プロセスは開放、包摂、連動の発展路線であり、協力・ウィンウィンを図るものだと繰り返し強調している。中国は、開放・透明、互恵・ウィンウィンの地域自由貿易協定を実現することを一貫して主張している。
最後に、中国は無私の精神で、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)のビジョンと計画を支持している。2014年に中国はAPECの第22回首脳会議の主催に成功し、FTAAPプロセスは北京・雁栖湖畔で正式に出航して、夢から行動への歴史的進展を実現した。
実は、多くの重要な多国間の場で中国の指導者は中国の案を示し、世界の発展にプラスのエネルギーを注いできた。アジア太平洋経済統合のプロセスにおいて、中国は責任をより重視しており、現在世界の直面する様々な問題の解決のため、世界の共同発展・繁栄促進のために貢献する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月26日
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