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日本と中国の正月料理に登場する縁起物いろいろ (3)

人民網日本語版 2017年02月04日15:28

また、おせち料理には「昆布巻き」と「黒豆」も欠かせない。昆布巻きは、「喜ぶ」の語呂合わせで、黒豆は「黒」く日焼けするほど達者(マメ)に働けるようにと長寿と健康(無病息災)を願って食べられる。その他、栗餡や芋餡を練った栗金団は、金銀財宝を意味しており、金色の団子を食べて金運を願い、穴が多数あり将来の見通しがきくという意味の縁起をかついだレンコンも縁起物として食べられる。

中国北方では、大晦日に餃子を食べる習慣がある。それは、行く年と来る年が交わる時期を「交子」と呼び、その発音が餃子と同じため、新年を迎えるのに縁起が良いからだ。

日本では大晦日に「年越しそば」を食べる。その習慣は江戸時代に定着したとされ、蕎麦は他の麺類よりも細く、切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切り、心機一転新年を迎える」という意味で、大晦日の晩の年越し前に食べられる。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年2月4日


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