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「成都人」三枝富博氏が成都と訣別 イトーヨーカドー新社長に就任 (2)

人民網日本語版 2017年02月08日09:52

〇企業に対する治療方針:大企業病を患うイトーヨーカドーには外科手術が必要

三枝氏は、会社が抱える問題について、次の通り話した。

「いま、日本のイトーヨーカドーは、『大企業病』という病気を患っており、中医学の薬を飲んでも良くはならず、西洋薬もあまり効果はない。そのため、外科手術のような大規模な改革を行う必要がある」。

「成都で20年間仕事をして、小売市場の競争は中国と日本とではずいぶん様相が異なることを実感した。たとえば、市場の変化については、日本では迅速に対応すればなんとかなった。ところが、中国の変化はあまりにも速すぎるため、我々は自ら攻撃をしかけて変化を作り出さなければならない立場にある」。

「中国のヨーカ堂、さらには中国のあらゆる百貨店やスーパーにとって、ここ数年間で最もスピードが速い変化の一つが、Eコマース企業の躍進であることは間違いない。ネットワーク時代に突入した今、20代や30代の若者にとって、朝起きてモバイルネットワークにつながらないと、一日が始まらない。今季に入り、Eコマース事業への資金投入を本格的に開始した。年間延べ3000万人に対し、ヨーカ堂実店舗をベースとしたオリジナル商品やサービスを提供し、彼らの需要をより満たすようにする方針だ」。


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