2017年9月8日  
 

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羽田が「世界で最も清潔な空港」となった経緯 (2)

人民網日本語版 2017年02月10日10:52

たとえば、彼女たちは、さまざまな材質の上に付着したさまざまな成分を含むしつこい汚れに対し、詳しく調べ、研究を重ねた。清掃作業中は、80種類以上の洗剤から、その汚れに最も適したものを選ぶ。また、損傷する恐れがある材質の場合は、布を使って優しく汚れを拭き取るという。

例えば、一般的なシンクの水垢は、クエン酸入り洗剤を用いる。ステンレス製以外のシンクは、アルカリ性洗剤を使う。お手洗いのタイルに付着したカビは、水と酢を3:1の割合で混ぜた液体をタイルに吹きつけ、さらにティッシュペーパーでしっかり押さえ、しばらく放置したのち、トイレ用クリーナでカビを擦り落とす。

なかなか取れないしつこい汚れがあった時は、たとえ何時間かけても、汚れを落とすことを諦めない。

彼女とチームメンバーによる研究と研さんは、「どのように床を掃除したら最も美しく見えるか」、「どの角度からガラスを拭くともっとも綺麗になるのか」など、普通では考えもしないような細かい点まで網羅するようになった。長年の経験によって、彼女たちは、空港を最も清潔な状態に保つための特別な掃除用具まで開発した。


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