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人民網日本語版>>政治

専門家「米日のミサイル防衛協力強化は戦略的安定を損なう」

人民網日本語版 2017年02月10日15:04

日本防衛省防衛装備庁は4日、海上自衛隊と米海軍が同日ハワイ沖でSM-3 ブロック2Aの実弾迎撃実験に初めて成功したと発表した。今回の迎撃実験はマティス米国防長官の訪日期間、日本の安倍晋三首相の訪米前に行われたことで、ことのほか注目された。(文:葛立徳国防大学教授。解放軍報掲載)

■日本のミサイル防衛能力を大幅に向上

以前の米国単独開発の迎撃ミサイルと異なり、SM-3 ブロック2Aは米日の共同開発だ。2015年6月に初めて陸上実験を行い、2017年に開発を終え、日本は2021年度から海上自衛隊に配備する計画だ。

現在海上自衛隊の配備するSM-3 ブロック1Aと比べ、2A型ミサイルは射程も射高も大幅に向上している。中長距離ミサイル、さらには大陸間弾道ミサイルを防ぎ、高度500キロメートルの低軌道衛星を攻撃する能力があるということだ。読売新聞は同ミサイルが日本の弾道ミサイル迎撃能力を「飛躍的に高める」と形容した。

■米国のミサイル防衛システムの重要な一環

現在、米国のミサイル防衛システムは米本土の「陸上配備中段迎撃システム」、主に終末低空ミサイル防衛迎撃に用いられるパトリオット3システム、主に終末高空ミサイル防衛迎撃に用いられるTHAADシステム、主に海上配備区域対空ミサイル防衛に用いられるイージスシステムからなる。このうち、イージスシステムは重要な位置を占める。


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