途牛旅游網のモニタリングデータによると、今月4日の時点で、春節明けの海外旅行の予約が大人気となっており、うち、日本、韓国、オーストラリア、欧州、中東、アフリカなどの2月の予約は8割以上詰まっている。予約状況から見て、春節明けに海外旅行に出かけるのは、高齢者や有給休暇のある若いホワイトカラーがメイン。その他、春節中に結婚式を上げて海外にハネムーンに出かけるカップルも一部いる。
春節明けはリッチな気分楽しめる旅が人気 旅行先トップ10にスペインとロシアも
予約が殺到しているほか、旅行に出かける人、旅行先などが多様化している。つまり、混雑を避けた海外旅行が人気となっているだけでなく、その内容もランクアップしているということだ。
春節期間と違い、海外旅行に出かける人は年齢層によって時期が明らかに異なる。例えば、冬休みに学生が海外旅行に行くピークは2段階に分かれている。冬休みが終わる前に小中高の子供を連れて海外旅行に行く人が増えるため、今月3日から15日までは、親子旅行の割合が他の時期よりも大きく高まる。一方、春節明けは、有給休暇を取ったり、ハネムーンに出かけたりするホワイトカラー、お金も時間もある高齢者などの割合が高くなる。「lvmama.com」の統計によると、春節明けに海外旅行に出かける人のうち、高齢者が18%と、春節期間の10%を上回っている。
「lvmama.com」の統計によると、香港・澳門(マカオ)地区を抑えて、春節明けの海外旅行で一番人気となっているのはタイ。以下、日本、フィリピン、香港・澳門地区、韓国、フィリピン、オーストラリア、スペイン、ニュージーランド、ロシアと続く。うち、スペインとロシアはダークホース的存在で、人気旅行先トップ10に名を連ねた。
途牛旅游網の統計によると、東南アジアなど、定番の人気旅行先が春節明けも人気。欧州、中東、アフリカなどの「新星」も登場している。また、新たなブームとなっているクルーズ旅行の料金も、春節期間中に比べて50%安くなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月15日
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