春節(旧正月、今年は1月28日)に合わせた7連休が終了した今、混雑を避けて旅行に出かける人も多い。取材では、春節に海外旅行に出かける人が急速に増加しているのと同じく、春節の連休明けに海外旅行に出かける人も増加していることが分かった。その人気の理由は各種料金が安く、人も少ないため、クオリティの高い旅行が楽しめるからだ。国際商報が報じた。
旅行サイト・驢■■旅遊網(■は女へんに馬、lvmama.com)の統計によると、今月5日時点で、人気の旅行先の2月の予約のほとんどが9割近く埋まっており、完売したルートも一部ある。また、春節明けに海外旅行に出かける人の数が、2月(春節の7連休を含む)に海外旅行に出かける人の数の5割以上を占め、春節の月は今、「ゴールデンマンス」になっている。
高いコストパフォーマンスが人気の理由 50%オフも
春節期間中は、混雑し、各種料金も高くなるのとは対照的に、春節明けの海外旅行の料金はリーズナブルになる。「lvmama.com」を例にすると、今年、春節明けに旅行に出かける人の予約数は前年比41%増となっている。その理由は、飛行機のチケットやホテルなどが格安となり、全体のコストが大幅に下がるからだ。
「lvmama.com」を見ると、近場の海外旅行なら、料金30-50%オフとなっている。うち、日本の東京、大阪、富士山、京都、奈良などへ向かう6泊7日の旅を含む、日本、韓国への旅行の多くが30%オフとなっている。また、タイなどの東南アジアへ向かう旅行の料金はさらに安く、一部のルートは50%オフとなっている。例えば、タイのバンコクやパタヤ、サメット島に向かう5泊7日の旅は47%オフとなっている。一方、遠出の海外旅行のうち、欧州へ向かう旅行はほとんどが売り切れ。米国、オーストラリアへの旅行は約20%オフとなっている。
旅行サイト・途牛旅游網の状況も同じで、同サイトの関連の担当者によると、春節期間と比べて、海外旅行の料金は平均約30%オフ。一部の人気旅行先は、格安となっており、最高で7000元(約11万5500円)近く安くなっている。同サイトの海外旅行担当者は、「今年の春節は、最近5年で最も早い時期となったため、旅行シーズンとなる4月まで大きく時間が空いたことも、春節明けに旅行に行く人が増えている原因の一つ」と分析。「旧暦の1月15日に当たる今月11日から2月末が、値段が最も安くなる時期」という。
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