外交部関係者によると、中国の対外的な交流が拡大し続けるにつれて、各国の在中国外交機構の規模や外交官車両の台数も大幅な増加を見せており、あらゆる面で法に基づく管理を行い、外交官車両の管理を更に規範化させるため、国務院の認可を経て、外交部と公安部、税関総署、国家税務総局等部門が「外交官車両管理弁法」の策定を行い、今年1月より公布・施行された。
車両保有総数に関する初めての制限
同法において一番注目を集めているのが、中国側が外交官車両の保有総数に初の制限を設け、車両ごとの審査管理を規定した点だ。また外交官車両の運転に関する規定の実施、外交官車両が購入する商業保険の賠償責任保険額を強制的に100万元以上とするといった具体的な管理規定を規定、実施している。同時に、外交部およびその他主管部門は外交官車両の購入、使用、処分などの各プロセスにおける管理と職責、方法を明確に規定し、外交官車両の交通法違法行為を法に基づき、厳格に取り締まることを求めている。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年2月16日
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