上記の問題が存在しているため、不当な扱いを受けたり、非常にきつい仕事をさせられたりして、技能実習生が逃げてしまうケースまで発生し、そのようなニュースが日本のテレビや新聞で頻繁に報道されている。厚生労働省が昨年8月に発表した調査データによると、調査対象となった技能実習生を雇っている日本の企業5173社のうち、7割に労働基準法や労働安全衛生法の違反があった。
日本メディアの報道を総合的に見ると、技能実習生が日本で受けている主な不当な扱いは、高額な仕事の紹介料を取られる、パスポートなどの身分証明証を没収されて自由を奪われる、強制的にきつい仕事に長時間従事させられる、仕事の環境が劣悪、ちゃんと給料がもらえない、医療保険などの保障がないなどだ。日本では15年だけで、技能実習生5803人が失踪し、そのほとんどが不当な扱いを受けたことが原因という。その人数は12年と比べて3倍も増えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月23日
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