21日、パンダ館副館長兼飼育員のトンプソンさんは、次の通り話した。
「『宝宝』の誕生は、スミソニアン国立動物園と市民にとって特別な意味があった。『宝宝』は、兄の『泰山』に続いて同園で誕生した2頭目のパンダであり、米国各界から多くの注目を集め、みんなを勇気づけた。また、オンライン動画技術が発達した今の時代、パンダ愛好家は、もはや地域的な制約を受けることなく、1日24時間、動物園がライブ配信する『パンダ動画』によって彼らの一挙一動を観て楽しめる。『自分は宝宝の成長を見守ってきた』と話す人も多い」。
話題が中国でパンダ飼育に関することに及ぶと、彼女は、「ニンジンだけは与えないようにしてほしい。ニンジンは、『宝宝』が最も苦手な食べ物だから」と笑いながら話した。
パンダ飼育員のマーティーさんは、「私はとてもラッキーだ。『宝宝』と同じ飛行機に乗って中国に行き、長距離フライト中の彼を見守り、成都での新生活に早く慣れるようサポートできる」と話した。米国で生活していた「宝宝」が中国語を聞いて理解できるのかどうかに誰もが関心を寄せている。マーティーさんはこれについて、「『宝宝』はとても賢い。我々は、パンダとコミュニケーションをとる時に手話を使うことが多い。中国の飼育担当者が意思疎通の方法に長けているなら、『宝宝』が言葉の障壁に直面することはないだろう」と続けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年2月24日
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