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人民網日本語版>>政治

中国の戦略・安全保障上の利益の侵害は許さない (2)

人民網日本語版 2017年02月28日13:35

韓国がTHAAD配備に同意したのは、自らを朝鮮半島の「火薬庫」に変えたようなもので、韓国民をより危険な状況に追い込む。これによりもたらされるのは「安全」ではなく、一層の「不安」と「憂慮」だ。THAADに対する韓国内の抗議のうねりは止まない。THAADの最終配備地の住民は演説、剃髪、集会など様々な方法でTHAAD配備への怒りを表明し、「政府が配備決定を撤回するまで抗議し続ける」と語っている。注目すべきは、THAAD配備問題において、一部韓国企業が不名誉な役を演じていることだ。

国際関係発展の歴史がとうに証明しているように、他国に面倒をもたらすことは、自らに面倒をもたらすことだ。他国の安全保障上の利益を犠牲にして自らの安全を強化するのは典型的な不当・覇道であり、最終的に自らに悪い結末がもたらされ、取り返しのつかない劣勢に陥ることになる。THAAD配備推進を独断専行で堅持することは、朝鮮半島非核化の助けにならず、朝鮮半島の平和・安定にマイナスであり、対話と協議による問題解決という各国の努力に背くものであり、中国を含む域内各国の安全と戦略バランスを深刻に損なう。

どの国の安全も他国の安全を損なうことを基礎に築かれるべきではない。また、どの国も他国が自国の戦略・安全保障上の利益をほしいままに侵害することを許すことはない。関係国に対して責任ある態度で国際関係と地域の問題を処理し、誤った道を突き進まず、自国の安全を守る中国の意志と力を過小評価しないよう忠告する。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年2月28日


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