百度の人工知能(AI)事業はスポーツ産業にその触手を伸ばしている。百度は先月28日、ドイツのプロサッカーリーグのブンデスリーガおよびリオ五輪の会場となったフューチャーアリーナとの間で協力合意に調印し、AIと百度の既存の資源技術を利用して、スポーツ界の知的財産権(IP)の生態建設を進めていくことを明らかにした。「北京晨報」が伝えた。
百度の重点顧客部門の曾華ゼネラルマネージャーは、「このたびのブンデスリーガとの協力は2方面から着手することになる。1つは、百度掲示板を通じて、ファン経済のクラスター運営を行い、ブンデスリーガファンに独自の動画、画像、ニュース・戦績報告を間断なく送り届けたり豊富な関連製品によるフィードバックや奨励を行ったりするというもの。もう1つは、AI技術を利用して、サッカーファンにオーダーメード化された試合関連情報サービスなどを提供するとともに、拡張現実(AR)技術のコンテストを利用してサッカー界を盛り上げるというもの。また百度はオンライン・オフラインのさまざまな商品を通じて、ブンデスリーガがユーザー層に全方位的に浸透するようバックアップし、より深いレベルでファンに対する精度の高い販売戦略を仕掛け、より多くの潜在的サッカーファンを掘り起こす計画だ。1ヶ月間の準備テスト期間に、ブンデスリーガ公式スレッド『徳甲官方■』のファンは約15%増加し、フローも50%増加した」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月1日
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