全国政協委員を務める故宮博物院の単霽翔院長が毎年提出している提案事項はいずれも、文化遺産保護に関連したものだ。同院長は今年も、16件に上る故宮と文化財保護に関する提案を提出した。メディア取材に対し、単院長は、「提案によって文化遺産を保護することは、我々の責任であると同時に、大きな誇りであるとも感じている」と話した。中央テレビ網が伝えた。
単院長は、「2020年までに、すべての旧建築物の修復を完了し、一般公開する自信がある。すでに開放している部分の面積は過去3年で、毎年10ポイント以上拡大してきたが、今後このスピードがさらに加速することはないだろう。最終部分に近づくほどより難しくなっていくからだ。2020年には、開放率を80%以上とする予定だ。全体計画によると、故宮創立100周年にあたる2025年までに開放率を85.02%とすることが目標だ」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月7日
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