赤ちゃんのいる親というのは、「疲れる」が口癖で、いつも疲労感が漂っていることが多い。しかし、スウェーデンのある研究によると、子供がいる人のほうが寿命が長いということだ。新華社が報じた。
スウェーデンカロリンスカ研究所環境医学学院の研究者が約150万人の死因などの資料を分析した結果、年を取るにつれ死亡リスクが上昇することと、子供の有無には関係性がないものの、教育や行動能力などの要素を考慮に入れると、子供がいる人のほうが長生きしていることが分かった。
統計によると、子どものいる人は、いない人と比べて寿命が2年長く、女性の場合18カ月長かった。英紙「デイリー・テレグラフ」は13日付で研究員の言葉を引用した記事を掲載し、「この結果は生物学とは関係がなく、『愛』のおかげだ」と伝えた。研究者の一人は、「成人した子供の親に対するサポートは、親の健康や長寿を促進する重要な要素。子供がいると、老後のストレスが軽減され、子供から社会的援助も受けることができる」と分析している。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月16日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn