中国人民銀行(中央銀行)が15日に発表した2016年の決済事業に関する統計データをみると、全国の決済システムは安定して運営され、社会資金の取引規模が拡大を続け、決済業務量は安定的な増加傾向を維持していることがわかる。
モバイル決済事業も急速な増加傾向を維持した。16年に銀行業務を営む金融機関が処理した電子決済業務は1395億6100万件で、金額は2494兆4500億元(1元は16.4円)に上った。このうちオンライン決済業務は461億7800万件で前年比26.96%増加し、金額は2084兆9500億元で同3.31%増加した。モバイル決済業務は257億1千万件で同85.82%増加し、金額は157兆5500億元で同45.59%増加した。
データをみると、16年には非銀行決済機関で行われたオンライン決済業務が累計1639億200万件に上って同99.53%増加し、金額は99兆2700億元で同100.65%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月17日
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