中国人民銀行(中央銀行)が8日発表した今年第2四半期(4-6月)の決済システム運営状況によると、同期には社会基金の取引規模が持続的に拡大し、全国の決済システムが安定的に運営され、決済の業務量が緩やかに増加したという。
データをみると、モバイル決済業務が著しく増加しており、預貯金取扱金融機関(銀行)が処理した電子決済業務は323億2200万件、金額にして570兆9500億元(1元は約15.3円)に上った。このうちモバイル決済業務は61億3700万件で29兆3200億元に上り、前年同期に比べ業務量は168.46%、金額は10.20%、それぞれ増加した。オンライン決済業務は110億2700万件(同6.05%増)、金額は474兆400億元(同2.11%増)だった。
同期に処理された非現金決済業務は278億8900万件(同21.23%増)、940兆2600万元(同10.26%増)。手形の状況をみると、人民銀のEC手形システムにおける割引手形および割引手形振替の業務が急速に増加し、手形の振り出し件数は49万2600件(同61.12%増)、金額は1兆9469億2600万元(同33.72%増)に上った。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年9月9日
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