河北省公安庁交通管理局は20日、「河北省の自動車とドライバーの数は今年、2千万の大台を突破する見通しで、この先5年から15年間の都市における交通渋滞管理をめぐる展望は、引き続き楽観視できない状況にある」との見方を明らかにした。中国新聞網が伝えた。
今回明らかにされた情報によると、2016年末の時点で、河北省のドライバー総数は1901万人(2011年比58%増)、自動車総台数は1806万台(同64%増)、道路総距離は18万5千キロメートル(同21.7%増)。また、同省の交通警察力は下降傾向にあり、警察総力は2011年の1万2264人から1万737人に減少、その減少率は12.45%となっている。
同省では、都市の交通渋滞問題を解決することが、最大の課題となっている。今年、同省の自動車台数とドライバー数は2千万の大台を突破する見通しで、市街地の人口・車両密度はさらに高まる見込み。都市交通管理の対象はさらに集約化し、都市機能の配置調整と道路網過密化を最適化させる余地がさらに限定されるようになり、パーキング不足と利用のアンバランスをはじめとする交通需給問題がさらに深刻化し、都市交通をめぐる「通行管理」から「動態・静態並行整備」の任務のプレッシャーがより高まり、交通手段の多様化がもたらす交通管理問題がいっそう深刻になると予想されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月22日
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