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「ビッグデータで渋滞緩和」を交通「十三五」計画に組み入れ 北京

人民網日本語版 2016年07月07日15:02

北京市は今後5年、電子ナンバープレートシステムを試験的に導入する計画だ。これにより、北京で登録されている車両は、1台ずつに付与される独自の「電子身分証」を持つこととなる。業界アナリストは、「電子ナンバープレートシステムが導入されると、交通管理当局など関連当局は、自動で、直接接触する必要も無く、また停車させる必要も無く、車両の認識および管理コントロールを行うことができるようになる。また、これも北京が『十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)』期間中に交通スマート管理を実現するため、ビッグデータで渋滞を緩和する重要な手法の1つだ」との見方を示した。新華網が報じた。

北京市交通委員会はこのほど公式サイト上で、「北京市『十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)』期間発展建設計画」を発表した。同計画では「今後5年間で、北京はスマート交通の建設を推進し、交通ビッグデータの公開、情報共有、収集応用を通じて、『データによる説明、データによる施策決定、データによる管理、データによる革新』を原則とした交通運行管理モデルを形成し、精密化された管理レベルへのグレードアップを目指す」ことを明確に示している。

北京は今後、人口と交通渋滞のトレース分析と意思決定システム(DSS)を構築し、全業界のデータにもとづく交通運行の時系列分析判断と渋滞予測システムを確立し、新たな段階の渋滞管理やコアエリアの渋滞対策などの重要業務をよりスムーズに進めるための一体化した施策決定手段を提供する。

このほか、計画によると、「十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)」期間中、北京・天津・河北エリアにおける道路交通と航空、鉄道、郵政など各当局の情報共有を推進し、業界のデータ管理システムを打ち出し、公開し、共有する基準を制定し、業界データの公開共有プラットフォームの構築を推し進める。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年7月7日

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