外交部(外務省)の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で、「中国は中東問題でこれまで『傍観者』だったことはなく、地域のホットポイントとなる問題の政治的解決を推進するために建設的な役割を果たしてきた」と述べた。
【記者】このほどサウジアラビア国王とイスラエル首相が相次いで中国を訪問した。西側メディアは、中国がこれまで中東問題で果たしてきた役割は大きくないが、今はより熱心に中東問題に関わろうとしている、との見方を示した。これについてコメントは。
【華報道官】中国は中東問題でこれまで「傍観者」だったことはなく、中東の平和安定のために積極的に力を尽くしてきた。中国は常に客観的で公平な立場を取り、パレスチナとイスラエルの問題、イランの核問題、シリアの問題といった地域のホットポイントとなっている問題の政治的解決を推進するため、和解を勧め対話を促し、建設的な役割を果たしてきた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月23日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn