2022年の第24回冬季オリンピック開催の準備が進む中、チャイナモバイル河北省張家口支社は市内の高速道路における4Gモバイルネットワークの建設・最適化の加速に力を注いでいる。現在、全作業を完了し、市内の6本の高速道路沿線全てで、2G/4Gネットワーク電波のカバー・最適化を実現している。人民郵電報社が伝えた。
張家口市内で現在、モバイルネットワークを敷設済みの6本の高速道路はそれぞれ、張承(張家口-承徳)高速道路、張■(張家口-■州、■はさんずいに啄のつくり)高速道路、京蔵(北京-チベット)高速道路、京新(北京-ウルムチ)高速道路、宣大(宣化-山西省大同)高速道路、張石(張家口-石家荘)高速道路で、その総距離は966キロに及ぶ。これらの高速道路は全て2022年の北京冬季オリンピックにおいて張家口市にたどり着くための必須ルートとなる。モバイル通信電波を高速道路全線でカバーさせるため、チャイナモバイル張家口支社はメトロセル基地局を568ヶ所、新しい搬送波周波数を1704l個、データ業務エリアを1704ヶ所、応用アンテナを1404本、高利得アンテナを300本設置した。基地局間の距離は平均1.2キロで、VoLTE(超高速通信サービスによる音声通話サービス)技術を利用するために必要な基地局間距離の基準1.5キロという条件を軽々と満たしている。
さらに、ネットワークの感度を上げるために、チャイナモバイル張家口支社は高速インターネットの優位性を構築し続けている。その方法は主にネットワークカバーの最適化により、高速ネットワークの質を全体的に向上させることだ。196本のアンテナ給電線の最適化、434件のパラメーターの最適化、369件の隣接セルの最適化、8本の高利得アンテナの取替えを行った。こうした最適化により、LTEネットワークのカバー率は85.75%から93.24%、GSMネットワークのカバー率は90.72%から96.22%にまで上昇した。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年3月30日
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