まさに中米関係が両国及び世界にとって重要であるがゆえに、双方は両国関係の方向性を把握し、設計する際に、とりわけ歴史を深く感じ、未来を展望する力を持つ必要がある。歴史的視点に立つと、中米関係は国交樹立以来前向きな発展を続け、両国民に確かな利益をもたらし、世界と地域の平和、安定、繁栄も促進してきた。中米両国の唯一の正しい選択が協力であることは事実が証明している。現在、中米関係の発展は重要なチャンスを迎えており、世界も中米関係が安定的発展を維持することを強く期待している。
2013年の訪中時、フィンランドのニーニスト大統領は「世界は変化しており、新興勢力が台頭している。これはグローバル化の世界であり、このような世界においては、各国の関係は平等であるべきだ」と公に表明した。中国・欧州関係の扱いであれ、中米関係であれ、中国が相互尊重と平等に基づく各国の協力強化を終始主張してきたのを見たはずだ。習主席のフィンランド、米国訪問によって、歴史と未来に対して高度の責任を負う精神が再び示されることを信じるだけの理由が人々にはある。中国は欧州、米国との協力分野拡大によって、世界の平和と発展に貢献することができる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年4月1日
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