北京五輪都市発展促進会と米イベント運営社International Data Group(IDG)は29日、北京で記者会見を行い、ウインタースポーツの国際博覧会・2017国際冬季運動(北京)博覧会が9月7-10日の4日間、北京国家会議センターで開催されることを明らかにした。
同博覧会のテーマは「Leading the Way」で、展覧・展示、フォーラム、関連イベント、商談などが行われる。地域ごとに、ウィンタートラベルのデスティネーション(旅行先)、氷・雪国家テーマブース、競技場・施設の建設、ウィンターファッション・アイテム、五輪テーマブース、氷・雪のショー、ウインター人材・文化、AR&VRなどのブースが設置され、ソフトウェアからハードウェアに至るまで網羅的で国際化されたウインタ―スポーツの展示やマッチングが行われる。主催者によると、今年の同博覧会には、世界の400ブランド、卸業者9000社、メディア約500社、来場者約12万人の来場と参加を見込んでいる。冬季五輪文化の発展とウインタースポーツの大々的発展を共に促進するのが狙いだ。
開催期間中、メインフォーラムと10の分科会が設置され、ゲスト講演者100人のほか、業界関係者8000人を聴衆として招待する予定で、ウインタースポーツのアイテムやウインタースポーツ文化の普及といった分野をめぐって意見の交換や踏み込んだ議論を行う計画だ。
同博覧会の新たな目玉について、IDGの徐洲アジアエリア副総裁は、「(昨年開催された)第一回の同博覧会の経験をベースに、第二回は、参加、交流、鑑賞などの面でレベルアップを図りたい」としたほか、「今年の同博覧会は連携の分野を開拓し、スポーツ、観光、教育などの分野の連携を強化し、さらに、各種国際専門組織との連携を深めることで、国際的に視野立ち、幅広い連携を売りにし、多くの人が参加する博覧会にしたい」と語っている。
日本市場に関して、主催者は、今年の同博覧会は日本との連携を一層強化し、日本の各有名スキー場やデスティネーション、スキーウェア、スキーグッズ、造雪機などのメーカーを出展に招く計画としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年4月3日
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