中国外交部(外務省)の陸慷報道官は12日の定例記者会見で、関係各国が共同で朝鮮半島核問題を交渉と対話の道へ早期に戻すことを希望すると表明した。
【記者】ティラーソン米国務長官はこのほど朝鮮核問題について、朝鮮側が全ての核実験を止めてはじめて朝鮮とのさらなる対話を検討すると表明した。また、米国の目標は朝鮮半島の非核化であり、決して政権交代ではないと一貫して表明しているため、朝鮮が核兵器を開発する理由は成り立たないとした。これについてコメントは。
【陸報道官】ティラーソン国務長官が、米側の目標は朝鮮の政権交代ではないと公に、明確に表明したことに留意している。
朝鮮半島の非核化は、中国側の主張でもある。正確に言えば、対話と協議を通じて、平和的方法で朝鮮半島の非核化を実現し、朝鮮半島の平和と安定を維持することが中国政府の一貫した立場だ。
中国側は関係国が接触と対話を通じて相互理解と相互信頼を強化することを歓迎し、また期待する。各国が自らの根本的利益の観点に立ち、中国側の示した「デュアル・トラック」アプローチと「相互停止」提案を真剣に検討し、共同で朝鮮半島核問題を交渉と対話の道へ早期に戻すことを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年4月13日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn