親子読書応援キャンペーンが北京でスタート

始動セレモニーの会場（撮影：人民網記者・ 翁奇羽）

中華全国婦女聯合会と中国国家新聞出版広播電影電視（ラジオ・映画・テレビ）総局は21日、人民網で親子の読書を応援するキャンペーン「書香飄万家（読書習慣を各家庭に）」の始動セレモニーを共同で開催した。中華全国婦女聨合会の副会長、書記処の第一書記を務める宋秀岩氏や同会副会長で、書記処の書記である■麗氏（■は登におおざと）、中国国家新聞出版広播電影電視総局の周慧琳副局長らが出席した。

セレモニーでは、16年に行われた親子の読書を応援するキャンペーンの成果を紹介する動画が放映され、その代表の親子に栄誉証書が授与された。同キャンペーンのPR大使に新任した徐穎さんと陳更さん、そして選ばれた家庭の代表は、多くの家庭に親子いっしょに読書をしようとPRし、「保護者は子供と共に本を読み、その時間を通して親子の絆と喜びを感じよう」と呼びかけた。セレモニーでは、親子で読むのに適している本210種類や今年の同キャンペーンの内容が紹介された。

宋氏は取材に対して、「家庭は子供にとって一番初めの学校で、保護者は子供にとって一番初めの先生。一番初めの先生が、一番初めの学校で、子供が読書の習慣を身に着け、読書の楽しさを感じられるようサポートするべき。親と子供が読書の習慣を身につける中で共に成長できるようにするのは、各家庭の使命であり責任」と語った。（編集KN）

「人民網日本語版」2017年4月24日