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中国とネパール 「シルクロード」観光協力を模索

人民網日本語版 2017年04月24日13:50
中国とネパール 「シルクロード」観光協力を模索

中国国家観光局とネパール中国工商会は19日、ネパールの首都カトマンズで「シルクロード」をテーマにした観光交流会を行い、双方は「一帯一路」(the belt and road)の呼びかけの下で両国間の観光協力をよりよく推進するにはどうするかを掘り下げて話し合った。新華網が伝えた。

ネパールの文化・観光・民間航空大臣、中国の于紅・駐ネパール大使らの政府関係者があいさつの中で、「中国とネパールは文化観光資源が非常に豊富であり、両国の観光協力のさらなる深化の潜在力は大きい」と述べた。

中国国家観光局カトマンズ事務所の責任者・央宗氏は、「『一帯一路』(the belt and road)は両国が観光を加速的に発展させるチャンスであり、ネパール観光産業が中国の呼びかけから多くの利益を獲得することを確信する」と述べた。

ネパール中国工商会の代表は、「定期航空便の不足、航空券価格の高さといった要因が両国の人々のより多くの相互訪問の機会を奪っている。カトマンズから広州への直行便のチケットは、カトマンズからタイのバンコクを経由して広州に行くチケットよりもかなり高い」と述べ、カトマンズから上海、北京への直行便をできるだけ早く開通させるよう呼びかけた。

現在、中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空、四川航空が大陸部の都市とカトマンズを結ぶ直行便を運航している。ネパール唯一の国際空港のトリブバン国際空港は容量制限などさまざまな理由から、現在は大陸部への直行便は広州、成都、拉薩(ラサ)、昆明の4都市にしか就航していない。

ネパールの公式データによると、2016年にはネパールを訪れた中国人観光客は約10万4千人に上り、前年の50%以上増加したという。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年4月24日

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