外交部(外務省)は18日、「一帯一路」(the belt and road)国際協力サミットフォーラムについて、国内外プレス向けブリーフィングを行った。28カ国の元首及び政府首脳以外に、110カ国の高官、学者、企業家、金融機関やメディアなど各界の関係者、61の国際組織のトップや代表89人の出席が確認されている。参加者の総人数は1200人余りに達する。フォーラムは「一帯一路」建設を新たな段階へと押し上げるだけでなく、実務協力に焦点を合わせた国際サミットの新パラダイムを創始し、国際協力の新局面を切り開く。(文:王文・中国人民大学重陽金融研究院執行院長、教授。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
サミットフォーラムは習近平国家主席による開催発表以来、参加申込みが殺到する状態にある。筆者はここ数カ月欧州、アフリカ、米州でハイレベルシンポジウムに参加したが、「一帯一路」国際協力サミットフォーラムへの参加申込みの詳細についてたずねられることがよくあった。
【規模】今回のサミットフォーラムは国際会議史上異例の規模だ。さらに重要なことに、サミットフォーラムは理論・空論を語る場ではなく、効率的な国際協力プラットフォームを築くことを目指し、戦略の連結、コネクティビティ、経済・貿易、投融資、人心、シンクタンクなどの面で協力の方向をしっかりと検討し、実行に移す可能な道筋を求めることを望んでいる。
【世界の発展】サミットフォーラムは新型のグローバル・ガバナンス規則検討モデルを確立する。サミットフォーラムに参加する代表は世界の各大陸に及び、指導者はユーラシア大陸を中心とし、途上国を始め世界各地域の重要な国をカバーする。サミットフォーラムは新興エコノミー、後発国が真に関心を寄せる問題に焦点を合わせ、途上国の抱える真の課題に的を合わせる。「一帯一路」(the belt and road)イニシアティブの提供する協力の共通認識、経験の総括は、「富める国は富み、貧しい国は貧しい」ままという国際発展の負の状況に転換の契機をもたらす。
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