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話題の新職業「遛娃師」、月給1万元超

人民網日本語版 2017年04月25日16:49

フレッシュでワクワク感にあふれ、楽しませながら子供を教育することは、「80後(1980年代生まれ)」の親にとって、消費の注目ポイントとなっている。また、多数の関連企業にとって「ドル箱」となっていると同時に、より多くの資金調達を実現させている。子供を遊ばせるには、相応の「技術」が必要だ。どこで遊ばせるのか?どんな遊びをさせるのか?若い親の知力・体力が試され、多くの親子活動関連企業も着目している。多くの企業にとって「ドル箱」となり得る、「遛娃師」という子どもを遊ばせる職業が時流に乗って誕生した。銭江晩報が伝えた。

〇子どもを遊ばせるのはとても高額! 年間で1万元以上の出費に

子供がいる家庭では、必ず子供と一緒に遊んであげている。週末が来ると、団地、公園、商業施設、遊園地の至るところで、楽しそうにはしゃぎ回る子供の姿がある。子供を楽しませるためには、ただ単に「歩き回る」だけでは不十分だ。食事・娯楽・ショッピングが必ず伴うため、親はかなりの出費を覚悟しなければならない。

瀋陽に住む成さんは、ソフトウェア企業で技術チーフを務めている。平日は残業が多いため、子供と遊べるのは日曜日に限られている。成さんはこの週末、娘を連れて大型商業施設内の遊園地にやって来た。ある週末の日には、娘と遊ぶために1回で1千元(1元は約16円)以上費やしたことがあるという。「家にいるのが最も経済的だ。しかし、一日休みがあるときは、子供を遊びに連れて行かないわけにはいかない」と話す成さんが試算したところでは、1年間に52回の週末があり、その半分の25回子供と外出した場合、1回あたりの出費額を600元とすれば、1年で1万5千元が必要な計算になる。

武漢で実施された調査によると、「子供を遊びに連れて行くと、1回で100元から500元支出する」と答えた親は全体の65.12%に上った。また、シンクタンク「易観智庫」の研究報告によると、2015年、親子産業の市場規模は総額2兆元を突破、2018年には3兆元を上回る見込みという。


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