国務院新聞弁公室で開かれた記者会見によると、国家測絵地理信息局(国家測量地理情報局)、国土資源部(省)、国家統計局、国務院第1回全国地理国勢調査指導チーム弁公室が国務院の批准を経て、24日に中国初の全国地理国勢調査公報を発表した。公報は全国を網羅する分解能1メートル級リモートセンシング画像を用い、香港・マカオ・台湾地区を除く陸地国土範囲内の地表自然及び人文地理要素の全てをカバーした完全で高精度な地理国勢調査を行った。光明日報が伝えた。
公報によると、中国の低標高・中標高地域が国土面積に占める割合は76.77%で、平原は26.62%、台地は9.34%、丘陵は20.39%、山間部は43.65%。
また、全国動植物土地面積は159万9100平方キロメートル、10種類の草木の被覆面積は596万7800平方キロメートル。中国の長さ500メートル以上の河川の総延長は655万1600キロメートル、面積5000平方メートル以上の湖沼の面積は9万6200平方キロメートル。面積5000平方メートル以上のダムは3万6800平方キロメートル、氷河・通年積雪エリアは4万7700平方キロメートル。
山・川・林・田・湖などの自然要素以外にも、国勢調査は人類活動と密接に関連する交通網・住宅地・施設などの人文地理要素の空間分布状況についても明らかにした。公報によると、中国の鉄道・道路の路面面積は5万9200平方キロメートル、全国鉄道網総延長は11万6500キロメートル、幅5メートル以上の郷級以上道路は205万100キロメートル。また今回の調査では、中国の住宅建築(エリア)敷地面積が、15万3100平方キロメートルに達することが分かった。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年4月25日
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