中国大洋海底地理実体命名リストが公表

中国大洋鉱産資源研究開発協会が作成し、海洋出版社が出版する「中国大洋海底地理実体リスト（2016）」の初公開記念式典が、19日に北京で行われた。海洋出版社の楊綏華社長は「深海海底地理実体の発見・命名・公表は、国際社会に対する重要な貢献だ。また中国海洋科学技術者の国際深海・遠洋に対する科学調査の実力と認知度を示し、中国の実体命名の潜在的な権益を示した」と述べた。科技日報が伝えた。

同リストは中国語・英語対訳となっており、中国が命名・翻訳した公海地理実体の230の標準地名を収録している。その中には大洋地理実体の類型と命名法則に関する用語や定義などを詳細に紹介し、調査海域に基づき太平洋・大西洋・インド洋の海底地理実体命名情報を説明した。これには地理実体の中国語・英語名、発見状況、命名の歴史、特徴点の座標、地形の特徴、命名の解釈などが含まれ、しかも地形図と三次元図の情報が付されている。（編集YF）

「人民網日本語版」2016年12月20日