中国国家民間宇宙インフラ初の事業衛星、資源探査衛星「資源3号02」がメインユーザーの国家測絵地理信息局(国家測量地理情報局)に交付され、事業化運用段階に入った。人民網が伝えた。
同衛星は5月30日に打ち上げられた。衛星の軌道上の測定・試験結果によると、1:5万スケールの立体地図の制作と1:2万5000スケールの地図の修正・更新が可能な精度に達している。同衛星は12月19日まで軌道上を203日間移動し、地球を3096周し、全世界の衛星画像を20万8608枚撮影した。世界の有効カバー範囲は3239万7600平方キロで、中国国内はそのうちの625万3000平方キロの地域が含まれる。
同衛星の測量の成果は、一般人の日常生活の各方面に及ぶ。国家測絵地理信息局の責任者は「オンライン地図とナビゲーションサービスは、同衛星のリアルタイム画像サービスを利用することで、地図データの更新周期を大幅に短縮し、地図データの正確性を高め、地図作成コストを引き下げることができる。これらは一般人の外出に直接利益をもたらす」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月29日
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