中国決済清算協会が26日に発表した「中国決済清算産業運営報告(2017年)」によると、2016年末現在、中国における銀行カードの一人あたり平均保有枚数は4.47枚に達した。中国はキャッシュレス決済時代に向かって急速に進んでおり、16年に行われたキャッシュレス決済業務は1251億1100万件で前年比32.64%増加し、金額は3687兆2400億元(1元は約16.1円)で同6.91%増加した。世界の比較可能なデータと比べると、15年の世界のキャッシュレス決済件数全体に占める中国の割合は22.12%で、増加ペースは世界平均の4倍以上だった。タイプ別にみると、16年には手形業務の減少幅が前年を大きく上回り、全国で行われた手形業務の件数は2億9300万件で同29.64%減少、金額は187兆7900億元で同21.17%減少した。銀行カード業務は急増傾向を保ち、一年間にカードを介して行われた取引の件数は1154億7400万件で35.49%増加し、金額は741兆8100億元で同10.75%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年4月27日
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