外交部の耿爽報道官は3日の定例記者会見で「南中国海問題は中国とASEANの一部の国との間の問題であり、中国・ASEAN間の問題ではなく、中米間の問題でもなく、ましてや米国・ASEAN間の問題ではない」と表明した。
【記者】報道によると、ティラーソン米国務長官は4日、ワシントンでASEAN外相と非公式会談を行う。中国の領有権主張問題を始め南中国海問題が話し合われる見通しだ。これについてコメントは。
南中国海問題は中国とASEANの一部の国との間の問題であり、中国・ASEAN間の問題ではなく、中米間の問題でもなく、ましてや米国・ASEAN間の問題ではない。
ここしばらく、中国とASEAN諸国の共同の努力の下、南中国海情勢は安定と好転へと向かい続けている。ようやく得たこの情勢を、各国は共に大切にし、守るべきだ。われわれは、南中国海の平和と安定の共同維持に向けた域内国の努力を、関係する域外国が尊重することも希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月4日
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