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日本のエコノミスト「『一帯一路』は中国の改革開放の国際化」 (2)

人民網日本語版 2017年05月05日16:28

▽「一帯一路」は人民元の国際化を促進

「一帯一路」の建設過程では、貿易量と投資プロジェクトの持続的増加にともなって、人民元を使用する機会とシェアの増加も予想される。江原氏は、「人民元で流通したほうが、便利かつリスク削減にもプラスだ。人民元が(国際通貨基金の)SDR(特別引出権の構成通貨)に組み込まれ、IMFの分担金が徐々に増大し、国際的な評価も徐々に高まり、人民元を使用して取引を行う地域が増加するにつれて、人民元を貿易決済の主要通貨とする国もますます増えると予想される。外貨準備に人民元を加える国が増加を続けたなら、人民元の地位はおのずと向上し、人民元は今まで以上に国際化していく」と指摘した。

▽日本企業は「一帯一路」のビジネスチャンスに注目し準備進める

江原氏は「一帯一路」が日本にもたらすビジネスチャンスをめぐって、「欧州主要国に比べ、日本は『一帯一路』に対する視点が欠けている。しかし、日本企業はこれまで『一帯一路』にほとんど関心がなかったが、今は非常に関心高まってきて、ビジネスチャンスがあるかどうかを見定める段階に移行している。このことからも日本企業がすでに準備を進めていることがうかがえる」と述べた。また、「国によって、企業によって、ビジネスチャンスがあるかどうかを判断する方法は異なるが、日本企業は『一帯一路』に存在するビジネスチャンスに注目し、これを見つけさえすれば、すぐに行動を開始するだろう。国際関係の変化が日本の『一帯一路』に対する見方に影響するかもしれないが、決定的な役割を果たすのはなんといってもビジネスチャンスが存在するかどうかという点だ」と指摘した。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年5月2日 


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