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人民網日本語版>>社会・生活

在中米国人大学教員の「広場ダンス」ライフ

人民網日本語版 2017年05月09日08:32

米国人女性Debrah Roundy(中国名:荣黛佳)さんが中国の女性たちと一緒に広場ダンスを楽しんでいる動画がこのほど、人々の注目の的となり、熱い議論を巻き起こした。Roundryさんは今から5年前、米国から中国に移り住んだ。言葉が通じないことや飲食習慣の違いなどから、彼女は極めて大きな生活上のストレスに悩まされた。だが、ほどなくして彼女は、上海という大都市に溶け込む最良の方法の一つである「広場舞」との出会いに恵まれた。外国人教師であるRoundryさんは、地下鉄に乗って上海の半分以上の距離を移動して最初に広場ダンスと出会った広場に通い、中国人の「姉妹」たちと広場ダンスを楽しむ生活を続けている。「米国のホームタウンにも広場がある。もし米国に戻って生活する機会があれば、広場ダンスを米国に持ち帰り、故郷の人々と共に楽しみたい」と彼女は話している。北京青年報が伝えた。

今から5年前、Roundyさんは、米国「ブリガムヤング大学中国教師計画」プロジェクトで中国にやって来た。始めて中国の土を踏んだ時、彼女は、「興奮と緊張が入り混じった」感慨を覚えたという。アイダホ州にある彼女の故郷は、人口わずか5千人ほどの小さな町だ。大都市で生活した経験がない、言葉が通じない、飲食習慣が全く違う、などさまざまなカルチャーショックによって、極めて大きな生活上のストレスが彼女を悩ませた。

だが、Roundyさんはラッキーなことに、上海という大都市に溶け込む最良の方法の一つである「広場ダンス」との出会いに恵まれた。彼女はそれまでに、30年間クラシックバレエを教えてきた経験があった。そのため、彼女は広場ダンスを観て大変喜んだ。広場ダンスチームの陳清■(■は女へんに夷)リーダーは、「言葉が通じなくても、見よう見まねで踊れば、互いにコミュニケーションが取れる。このようにして、Roundryさんは首尾よく、天平コミュニティ夕焼け広場ダンスチームの新メンバーとなることができた」と説明した。

Roundryさんは、広場ダンスの仲間との日常のやり取りで、Eメールを使うことが多いが、翻訳ソフトを使って言葉の問題を解決している。だが、広場ダンスを踊る時には、書面上の文字という仲介が存在しないため、身振り手振りで他のメンバーに踊りを教えている。さらに、クラシックバレエや米国の故郷のダンスなどの要素も広場ダンスに取り入れている。中国と欧米との生活経験や考え方の違いから、Roundyさんと他のメンバーたちとの間で対立が起こることは、どうしても避けられない。陳リーダーは、「我々中国人の踊りと外国人の踊りは異なり、私たちは4つの方向に動く。Roundyさんが広場ダンスに参加した当初、このやり方に慣れていなかった。というのも、外国の踊りは、私たちのように360度全方位に動くことはないからだ。私たちは、1・2・3・4のリズムを使って彼女に教えた。彼女はとても熱心にそのリズムの習得に取り組んだ」と当時の様子を振り返った。


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